環境の修復(環境土木)について~河川・湖沼の浄化~
弊社では都市の発展に伴い富栄養化などにより自浄能力が衰退した近郊の河川・湖沼を自然浄化を元にした独自の工法で再生・改善を提案、自治体との連携で実施しています。
施工例1(濁度がとれない池)

畜産汚水や都市排水に汚染された結果、水草が異常繁殖し、濁水の溜め池になってしまった池。

自然浄化を人為的に促進させる独自工法を提案、実施。一部の水草を除去。


仮説脱水機による特定分画の一部底泥処理。


左写真は、曝気により自然浄化を促進している様子。
水質が改善され、水草の異常繁殖も抑制された。(開始後半月後)
以降、5年毎に改善状況の調査を行っている。
現在は、清水化により釣り人などが訪れる池になっている。
施工例2(藻類の異常繁殖した池)



藻類が異常繁殖し腐敗した池水を調査の結果、原因は栄養分類が偏っていたことが判明。



窒素分の偏りを沼水の循環によって、バクテリアの繁殖を利用した工法を提案、実施。
水質の改善により本来のバランスを取り戻し、藻類の異常繁殖が抑制された。(開始後、半月後)
現在では、水質は維持され市民の憩いの池になっている。
施工例3(地崩れを防ぐ為の集水井の機能回復)




パーライトが地下水で浸食され、地崩れを起こすのを防止する集水井の状況。
鉄分による閉塞や水質の汚濁による下流域への影響が出る為、対策を実施。


各種の閉塞をPCS特殊工法で除去。以後、これが標準法となった。
貝殻を用いた水質改善を提案、コンサルタント会社との協力の上、実施。
現在では、海へ放流しても問題ない水質へと改善された。
